「日本ヘルスツーリズム学会」について

ヘルスツーリズムは、旅を通して地域資源や文化・歴史・風土などに触れ、旅先での健康づくり体験や観光などを通して、癒しやリフレッシュ、積極的健康づくり、NCDs(非感性性疾患)の予防や改善など健康への気づきになる新しい旅のスタイルで、安心安全で健康につながる旅としての魅力から企業や個人、海外からの訪問客にとっても期待されている分野です。
しかしながら、ヘルス(健康)とツーリズム(観光)を掛け合わせたこのヘルスツーリズムですが、市場ニーズはあるものの、実際にはそれぞれ専門領域が異なることもあり、産業分野でも研究・教育分野でも専門職や研究者、従事者も少ないのが現状で、双方を整理しつつ、一つの領域として確立させる必要があります。
そこで、日本ヘルツーリズム学会では、ヘルスツーリズムおよび旅や日常生活も含めた幅広い分野において、健康課題の解決や地域活性化などに期待されている分野に視点をあて、 産業分野や研究分野、教育分野などでの普及やサポートを通してマーケットの拡大と、科学や学術的観点からの研究によるエビデンスの蓄積、学術的なサポートとしての役割を果たすことを目的とし、地域経済や健康への貢献へ役立てることとします。
ヘルスツーリズムは、健康立国や観光立国を掲げるわが国の制度としての、厚生労働省所管の宿泊型新保健指導での利用や経済産業の健康経営優良法人の実践の場として、また、「住んで良し訪れて良し」の観光庁施策として活用できます。さらには、WHOの Well-beingや国連のSDGsの課題解決にもつながります。
この様にヘルスツーリズムは、国内外問わず、また、観光や健康はもちろん環境、交通、医療、スポーツ、美容、衣食住などもあらゆる分野に関わってきます。自然環境や経済はじめ、地域の受入体制、担い手などなど整理・解決すべき多くの課題に対し、日本ヘルスツーリズム学会が少しでも貢献できれば幸いです。
※2025年4月学会設立予定

日本ヘルスツーリズム学会設立準備委員 一同
以上

日本ヘルスツーリズム学会
設立準備委員

会長

下光 輝一
(公益財団法人 健康・体力づくり事業財団 理事長)

副会長

木下 藤寿
(株式会社ウェルネスツーリズム研究所 代表取締役)

委員

北 芳光
(小松カントリークラブ /
一般社団法人 こまつ観光物産ネットワーク)

委員

北出 恭子
(温泉家/スプリングラボ合同会社CEO)

委員

佐藤 雅明
(東海大学観光学部 准教授)

委員

髙橋 伸佳
(芸術文化観光専門職大学 准教授)

委員

永瀬 隆之
(株式会社フェアアンドイノベーション 代表取締役)

委員

西崎 徹
(Tabiken フレンズ合同会社 CEO)

委員

浜島 貴仁
(仁美國際股份有限公司 董事長)

事務局長

荒井 秀和
(株式会社イーサイド 代表取締役)